ペルージャジャパン (関東エリア)では2021年4月より遺伝子情報を元にカテゴリーをタイプ別に分け、
速筋タイプ、中間タイプ、遅筋タイプの3つのグループに分類し、
より効率よく確実に成果を上げる為の【PERUGIA Lab(ペルージャラボ)】を新設します。
※PRTIMESで取り上げられました!
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000005.000056218.html
【感覚を言語化する】
ペルージャジャパンは日本の数あるスクールの中で最も科学的なアプローチをしているサッカースクールです。
スポーツの中で起こり得る様々な感覚を言語化する為、2年前よりGPSを用いてあらゆるトレーニングデータを取り、
トレーニングの質の向上と選手達の成長の推移について研究してきました。
そこで、同じトレーニングを同じ量行っても、伸び率にばらつきが出ることや、中には全く伸びない選手もいることから、
その原因は何によるものなのかという疑問を持ちました。
【遺伝子情報を元にタイプ別に分ける】
解決のヒントをくれたのは遺伝子分析栄養プログラムを取り扱う株式会社キーマイン代表取締長峯誠氏でした。
キーマインは、YourPROという遺伝子情報を元に、選手の目的に合わせたオンリーワン栄養プログラムを提供するアスリート向けのサービスを行なっております。
人間には、R×R=RR型(瞬発・パワー系)、R×X=RX型(中間系)、X×X=XX型(持久系)の3タイプが存在し、
RR型は瞬発系・パワー系の一流アスリートに、XX型は持久系の一流アスリートに多いと考えられています。
遺伝子を調べることが目的ではなく活かすことが大切であるというお話を聞き、
より正確に選手育成の感覚を言語化する為に遺伝子情報が活かせるのではないかと考えました。
【瞬発系or持久系】
骨格筋のZ膜に存在するタンパク質「αアクチニン」は2種類あり、
αアクチニン2はすべての筋繊維に存在するが、αアクチニン3は速筋繊維にしか存在しません。
遺伝子にはαアクチニン3を作れるR型と、作れないX型の2タイプがある。もともとは筋ジストロフィーの研究から見つけられたそうです。
RR型は瞬発系・パワー系の一流アスリートに、XX型は持久系の一流アスリートに多いと考えられています。
つまり速筋繊維にαアクチニン3が存在する(R型)か、存在しない(X型)かで、トレーニングのアプローチが全く異なることになります。
オーストラリアの研究者が遺伝子について調査を行ったところ、RR型は瞬発系・パワー系の一流アスリートに多く、
XX型は持久系の一流アスリートに多いとう研究結果が出ています。
瞬発系競技のオリンピック選手(32人)だけに限れば、XX型は1人もいませんでした。
【トレーニングをオーダーメイドする時代】
「今、行なっているトレーニングはその選手に本当に合っているでしょうか?」
これだけ多くのスクールがある中で自分に合ったスクールの選択はとても難しい。
自分の特徴に合っていないスクールでいくらトレーニングしてもそれはとても不効率です。
極端に分かりやすく例えるならば、遅筋タイプの選手にスピードを必要とするサイドアタッカー的な役割のトレーニングを繰り返すのは効率的ではないと考えます。
逆に、速筋タイプの選手をスプリント回数の少ないプレーをさせるのも特徴が活かせません。
遅筋タイプの選手はドリブル突破に時間を割くのではなく、長い時間一定のスピードで動ける特性を活かした
センターバック、センターハーフのような役割の細かなポジションの修正を繰り返し行い、
空間を把握して予測する力を伸ばすトレーニングが効率的です。
速筋タイプの選手は瞬間的なスピードが出せる特性を活かして、
サイドアタッカー、サイドバックのような役割のスプリント回数の多いトレーニングで力を発揮します。
また、中間タイプの選手はその両方をバランスよくトレーニングし、
より多くの選択肢を残した中で自分の個性に合わせた方向性を定めることが重要だと考えます。
当然、基礎的な技術はどのタイプの選手にも必要で、上記の例えは極論的ではありますが、
早い段階から自分の『個性』を知り、より選手としての可能性を高める為に効率的にトレーニングすることが、
日本が課題としているスペシャリストを生む上で最も大切なことだと考えています。
【PERUGIA Lab】
PERUGIA Labでは全選手に遺伝子検査を行い、栄養学のプロアドバイザーによるカウンセリング(zoom)を受けて頂き、
遺伝子検査の結果をお伝えした上で自分の身体に合った食事の取り方をお伝えします。
選手達は①速筋タイプ、②中間タイプ、③遅筋タイプに分類し、より効率よく確実に成果を上げる為にそれぞれのタイプ別にカテゴリー分けを行います。
トレーニングは筋繊維のタイプによって異なり、全てがオーダーメイドされたものを受けて頂きます。
[RR型(速筋タイプ)]
筋肉がつきやすく瞬間的なスピードを出すのが得意な速筋タイプの選手には、
筋肉の収縮スピードを活かして、負荷の強いトレーニングを少ない回数行い、
スプリントの回数を増やした力強いプレーが身に付くような動きを中心にトレーニングを行います。
主な対象ポジション:フォワード、サイドアタッカー、サイドバック
主な速筋タイプの選手:クリスティアーノ・ロナウド、ムバッペ、サラー、ザネ
[RX型(中間タイプ)]
速筋と遅筋の間に分類される中間タイプの選手は、
全てのポジションに対応できるバランスの良さを活かしたトレーニングを行います。
パワーと持久力、テクニックとスピードのベースアップを中心に、
選手達により多くの可能性を持たせることを目的としたトレーニングを行います。
主な対象ポジション:全てのポジション
主な中間タイプの選手:ネイマール、デブライネ、久保建英、アザール
[XX型(遅筋タイプ)]
一定のエネルギーを長時間発揮することのできる遅筋タイプの選手は、
持久力に優れた疲れにくい身体を活かすように、負荷の弱いトレーニングを多い回数で設定します。
常に攻守に渡り関与できるポジショニングや相手よりも先に良いポジションを取るための予測能力を向上させていきます。
主な対象ポジション:センターハーフ、センターバック
主な遅筋タイプの選手:モドリッチ、イニエスタ、エジル、エリクセン、遠藤保仁
1年を前期、中期、後期に分け、4ヶ月毎にそれぞれのタイプ別にカスタマイズされた能力テストを行います。
希望者は初回の栄養学のカウンセリングを定期的に受けることもできます。(要別途料金)
【募集要項】
※各クラスのトレーニング時間は1時間となります。
※受講料は1年を3期に分けて、前期、中期、後期毎に受講料をお支払い頂きます。希望者は年間でまとめてのお支払いも可能です。
※栄養プログラムを希望者は¥7,000/月(税別・2ヶ月に1回30分×2)で継続して受けることも可能です。
■お申し込み・お問い合わせはこちらのフォームよりお申込下さい。
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